情報化社会を生きやすく

「この世の中は生きにくい!」大学院生が暗号で息苦しさに風穴をあけるまで。

個人主義

合同説明会にて

僕たちは家や地域の束縛から解き放たれて自由に生き方を選べるようになった。 今ではその自由を最大限に使うのが良いとされている。

僕の周りでは就職活動が始まりつつある。 僕も2回合同説明会に行ってきた。

給料と知名度でフィルターをかけている自分がいた。 僕は自由を社会的ステータスを得るために使おうとしていた。

僕の考え方

僕は資本主義は限界なんだと思う。 もうこれ以上便利にならなくたっていいんだ。

80;20の法則というのがあって、やることの内80%は20%の労力でできる。 しかし最後の20%を詰めるのには80%もの労力を必要とする、という法則だ。

テレビができて、エアコンができて、インターネットができて…もう80%に到達していると思う。 先進国の人間はこれ以上無理して科学・技術を進歩させる必要はないんじゃないか。

もうインターネットが使えるようになった時のような感動は、技術によってはもたらされないだろう。 しかしそれでよいのであって、不毛のフロンティアを無理して開拓する必要などないのだ。

個人主義

僕は合同説明会のときの自分を恥じている。

いま、僕には本当に大事だと思ったことをやる決意がある。 それは個人的に面白いと思ったことをやるというのではない。

一人の人間として社会を良くするために力を注ぎたい。 そのために今まで受けてきた教育を生かすのもいい。

「なんで勉強するの?」「勉強すればお仕事の選択肢が増えるからよ」

教科書を読んで勉強だけしていたのでは、大企業に勤めるつまらない人間が出来上がってしまう。 個人は自分の声にしっかり耳を傾けることで完成するんだろう。 そしてこの能力はとても大切な財産だ。